ツンデレというギャップについて

いつの時代でも、ギャップというのは人を好きになることにおいて絶大な効果をはっきするようだ。
いまだに「ツンデレ」という一種特異なギャップには定評がある。
ただこのツンデレというものを、私は今までに一度も正確に理解していないのではないかと思う。

この言葉が出てきたのはもうどのくらい前のことだろうか。
オタク系の文化が注目され市民権を得だした頃、そういった類のアイドルが世の中を席巻しだした頃のことだろう。
オタクという人々は大抵の場合賢い人が多いので、ツンデレにしても、一時話題になった「絶対領域」とやらも、とにかくその単語の持つ意味が含むところが多くてしかも文学的過ぎるために、簡単に理解することができない。
私にとっては、難しい文学作品をよく咀嚼して飲み込むくらいの研究をしないと理解できない代物なのだ。
だから、このツンデレ、何となくでいつも解釈している。
その何となくによると、いつもつんけんしているけれど、不意に優しさをみせ、しかもその優しさが照れ隠しみたいなちょっと回りくどい感じ、というのがそれなのだがどうだろうか。
こうして書いてみてもやっぱり、はて、と思ってしまう。
私はそういう含みのある表現をされると面倒に思ってしまうクチなので、ツンデレがあまり得意ではないのが本当のところだ。
だから、ふつうのギャップでいい。
ちょっと冷たそうなのに実は親孝行だ、とかそんな程度でいいのだ。
きっとツンデレに敏感に反応する人は、恋愛の駆け引き(もしくは一方的に翻弄される)のが好きな人なのだろうと思う。
なんだか小説みたいで、少し憧れる。

ツンデレのほぼツンな我が家の姫犬チワワ様

我が家に来た生まれて3ヶ月のチワワは不安になるほど小さくてびっくりしました。
まずはゲージに入れてたのですが、少しでも家族が離れるとミーミー?と鳴くので家族6人代わる代わる抱っこしてました。

体こそ小さかったですが、すくすく育ってくれました。
お座りやらはすぐに覚えてお手もなんなくクリア。
なので、お手ではなくちょっとこちらの手を出す位置を変えてハイタッチ。
小さい体で前足を上げて答えてくれる姿がとても可愛いいです。
今では前足を自由自在に操りおやつ、お散歩、とはっきりとした意思表示をしてきます。
両コブシの片方におやつを隠して彼女の前につきだすと少し考えて右か左のコブシの上に小さな肉球を置いてきます。
おやつを当てれる確率は50%ほど。
どうも犬なのに鼻はそんなにらしいです。
家族みんなで甘やかしたせいか、生まれもった気質なのか、知らない人にはなかなか懐かづ、うなったり、威嚇したり。
でも一旦懐くとその人がその場にいない時に名前を呼んで〇〇さんが今から来るよ!と言うと、喜びの猛ダッシュ。
走り終えると、まだかなぁ~?という感じで玄関を見に行ったりしています。
ちょっとわがままで気難しい彼女は、お留守番が長かったり家族の誰かが叱ったりするととっても拗ねてしまうんです。
叱った人がちょと経ってから呼んでも、もうプイッとそっぽをむくか聞こえないふりを決めこみます。
あげくその場にいる叱ってない人の膝にチンと鎮座。
なんだかあからさまです。
そんな彼女ですが、私が当時付き合ってた彼と大きな声を上げて喧嘩をしていたら間に入って彼の体に前足をひっかけて、どうも彼を非難してる風でした。
ちなみに大きな声を出していたのは私のほうだったのですけどね。
そんな彼女も13才になり茶色と白だった毛がだんだんと白のほうが多くなって、気持ち寝てる時間が多くなった気がしますが、つい先日、今はもう無い子供の時に彼女のお気に入りだったくまのプーさんのぬいぐるみを[プーさんどこ?]と聞くと走って探しに行ってました。
まだまだ健在です。